- 髪色は、人の印象を決めるとても大切なものです。
顔の印象や肌の色、髪の質感までも髪色によって見え方が変わります。
しかし、カラーリングにはたくさんの種類があるので、どんなカラーにすべきか悩んでしまいませんか?
そこで、カラーの基礎知識やよく耳にするカラー用語など詳しくご紹介します。
カラーリングの基礎知識編
- どうして髪をさまざまな色に染めることができるかご存じですか?
まずは、カラーリングによって髪色を変えることができる仕組みや、白髪染めとの違いなどカラーリングの基礎知識を簡単に説明します。
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- カラーリングの仕組み
- ヘアカラーには1剤と2剤という2種類の薬剤を混ぜて使用することが一般的で、美容室でも美容師が薬剤を混ぜている姿を目にしたことがあると思います。
1剤に配合されているアルカリ剤によって、髪の表面を守るキューティクルを開くことができます。
そこに2剤に配合されている酸化剤と、1剤が化学反応を起こして発生した酸素が入り込んでメラニン色素を脱色します。
そして、酸化染料が発色することで髪色を変えることができるのです。
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- 白髪染めとおしゃれ染めの違い
- ヘアカラーは大きく分けると、「おしゃれ染め」と「白髪染め」の2種類に分かれます。
お洒落染めは一般的にヘアカラーと呼ばれるもので、白髪染めはグレイカラーとも呼ばれています。
この2つは髪を染める原理は同じですが、色が異なります。
黒い髪を染めるにはメラニン色素の黒色を抜いてから色を着けるので、色を抜くための力が強くなっています。
一方で、白髪染めはメラニン色素がないので、お洒落染めで染めても上手く染まりにくくなっています。
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- ハイライトとローライトの違い
- カラーリング用語で、「ハイライト」と「ローライト」という言葉をよく耳にすると思います。
これは、カラーリングの手法のことです。
ハイライトやローライトをうまく使い分けることで。立体的なヘアスタイルを生み出すことができるのです。
ハイライトは、ベースの髪色よりも明るいカラーを線状に入れていく方法です。
重く見えてしまう髪も、ハイライトを入れることで明るく見せることができることが特徴です。
ローライトの場合は、ベースの髪色よりも暗めの色を線状に入れていきます。
つまり、ハイライトとは色の使い方が逆なのです。
ローライトを入れることで立体的に奥行きのあるスタイルになります。
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- オーガニックカラー
- 美容室ではオーガニックカラーというカラーメニューの取り扱いもあります。
オーガニックカラーとは、名前の通りオーガニック成分が配合されているカラー剤です。
できるだけヘアカラーのダメージを抑制して、髪を労わりながらカラーしたいという人におすすめでしょう。
また、ヘアカラーの際の地肌への刺激が苦手という人にもおすすめです。
植物成分がたっぷりと配合されており、カラーリングしながら髪に潤いとツヤを与えられるカラー剤なのです。
ただし、オーガニックカラーはハイトーンには対応していないため、髪色を明るくしたいと考えている人には不向きです。
イルミナカラーとアディクシーカラーの違い
- ヘアカラーにはたくさんの種類がありますが、最近人気の高いヘアカラーといえば「イルミナカラー」と「アディクシーカラー」です。
よく耳にするけれど、どのように違うのか分からないという人も多いでしょう。
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イルミナカラー
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イルミナカラーは、ツヤと透明感を出すことができるカラー剤です。
パサついて痛んでいる髪も美しいツヤを取り戻すことができ、とても心地よい手触りを実現します。
そして、日本人特有の硬い髪質を、まるで外国人のような透明感あるカラーにすることができるのです。
しかも、カラーによるダメージも最小限に抑えてくれるので、髪の痛みが気になっている人にもおすすめのカラーリングです。
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アディクシーカラー
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一方で、アディクシーカラーは徹底的にブラウン味を消してくれるカラー剤です。
もともと日本人の髪色は黒のため、髪を明るくするほど赤みが増してしまいます。
しかし、アディクシーカラーを用いることで、赤みを消して外国人風の透明感や柔らかさを表現できるのです。
アディクシーからでは暗いトーンまで深い色を出すことができます。
- 当サロンのカラーリングで思い通りの髪色へ
- 当サロンでは、一人一人のお客様の頭皮や髪の状態を考えながらご希望のカラーを提案しています。
髪へのダメージを抑えながら、大人の少し明るいお洒落なグレイカラーを得意としているサロンです。
白髪を綺麗に馴染ませたり、しっかりと染めたりご希望に合わせてカラーリングを行います。
また、イルミナカラーやアディクシーカラーなど、流行りの外国人風カラーにも対応しています。
豊富なカラー剤の中からお客様にあったカラーを提案し、ハイライトやグラデーションなどのデザインカラーで自分だけのヘアスタイルを表現することをお手伝いします。